チューニョの花

昨日、あぶらむではWAYNO(ウエイノ)というフォルクローレのグループによるコンサートがありました。
アコースティックの心地よい音は諸魂庵とよく合います。
目を閉じると、南アメリカの雄大な草原、険しい山岳に暮らす人、また街に繰り出して陽気に踊る人々の姿が浮かぶようでした。

「cuando florezca el chuno( チューニョの花が咲く頃に)」という曲があります。

ウエイノがあぶらむに出演してくれて今回で10回目を迎えます。
中にはずっと聞きに来てくれているお客さんも見え、その一人のNさんという人は今回、小さな花をつけた苗をかかえて来られました。
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これ、なんだか分かりますか?
そう!時期はまったく外れているのですが、これはジャガイモの花なんです。

Nさんはこの曲を演奏するウエイノに渡したいと、季節外れにジャガイモを咲かせるために大変な努力をして今日、やっと咲きましたと持って来てくれたのでした。成功するまでに8年かかったそうです。

この曲は別れた人を思い、「チューニョの花の咲く頃に」きっと会えるだろう、と希望と諦観の入り交じる心情を唄った曲です。

会場の中央に置かれたジャガイモの花を囲んで、みんなが一緒になった気がしました。

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